ホワイトソックスvs.ガーディアンズ、地区シリーズ第2戦注目ポイント

October 4th, 2026

ガーディアンズにとっては、ほぼ負けられない一戦だ。一方、ホワイトソックスは勝てばア・リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかける。

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ホワイトソックスが3日(日本時間4日)の第1戦でガーディアンズに3-0で完封勝利したことで、5回戦制の地区シリーズ第2戦は両チームにとって重要度がさらに増した。第2戦は5日(同6日)、プログレッシブ・フィールドで行われる。

もちろん、シカゴはまだその先まで意識しているわけではない。

ホワイトソックスのコルソン・モンゴメリー(24)は語った。

「基本的には次の試合だけを考えています。一日一日を大切にして、今はこの試合を振り返る。何かを祝う段階ではありません。今日うまくできた部分を確認して、次の日に進むだけです」

一方、ガーディアンズは次戦での巻き返しを期す。第1戦では打線が沈黙し、3安打、5四球にとどまった。三回と四回にはいずれも2死ながら満塁の好機を作ったものの、得点につなげられなかった。

ガーディアンズは大型右腕ギャビン・ウィリアムズ(27)を先発に立てる。今季は第1戦先発のパーカー・メシック(25)とともに先発陣の柱を担った。ホワイトソックスはアンソニー・ケイ(31)をオープナーで起用し、その後は今季の先発陣を支えたショーン・バーク(26)が複数イニングを投げる予定だ。

スティーブン・ボート監督(41)は4日(同5日)に以下のように語った。

「まだ1試合です。今季は多くの試合に負けましたが、その翌日、さらに次の日と立て直してきました。もちろん第1戦に勝ちたかった。それは誰でも同じでしょう。それでも、今の状況を前向きに捉えています」

「明日はシリーズを1勝1敗に戻す大きなチャンスがあります。そしてシカゴへ行き、そこでシリーズを決める機会もあります」

【先発投手は?】

ホワイトソックス:左腕アンソニー・ケイ
注目データ:ケイの後に複数回を投げる予定のバークは今季、172回1/3で185三振。

ベナブル監督は4日(同5日)、ケイをオープナーで起用すると発表した。変則的なオープナー起用が機能しているだけに、ホワイトソックスに戦い方を変える理由はない。

ただ、投手陣のエースはバークだ。二回または三回から登板し、複数イニングを任される予定となっている。

バークは今季ガーディアンズ戦で3試合(2先発)に登板し、2勝0敗、防御率1.04。17回1/3で21三振、3四球と圧倒している。プログレッシブフィールドでは通算防御率2.57を記録している。

ガーディアンズ:右腕ギャビン・ウィリアムズ
注目データ:248三振はメジャー2位、2桁三振を記録した11試合はメジャー最多

第2戦で勝利がほしいガーディアンズにとって、ウィリアムズを予定通り先発させられる安心感は大きい。今季は自己最高のシーズンを送り、長いイニングを投げながら力で相手打線を圧倒する登板が目立った。

32先発のうち10試合で7回以上を投げ、248三振はブルワーズの右腕ジェイコブ・ミジオロウスキー(24)の252三振に次ぐメジャー2位。今季は184回1/3、32先発といずれも自己最多を更新し、防御率3.76をマークした。

ウィリアムズが今季許した自責点77のうち、50.6%は本塁打による失点だった。150回以上を投げた65投手の中で6番目に高い割合となる。ホワイトソックスはレギュラーシーズン、本塁打数でメジャー5位。ウィリアムズとホワイトソックス打線の対戦では、長打への対応が注目点となる。

直近の先発は9月25日のロイヤルズ戦で3回1/3を投げて5安打、4四球、4失点。ただ、試合間隔による影響を抑えるため、9月30日には実戦形式の練習で70球を投げた。ガーディアンズがシリーズを1勝1敗に戻すには、第2戦でウィリアムズの好投が求められる。

ウィリアムズは4日(同5日)、シリーズで先行されている状況にも特別な重圧は感じていないと話した。

「いつもと同じ1試合です。マウンドに上がって、自分にできることをしっかり実行し、チームの勝利に貢献したいです」

【予想スタメン】

ホワイトソックス: 右腕ウィリアムズの先発に合わせ、左打者を多く並べるオーダーに戻す。サム・アントナッチ(23)が1番に復帰し、アンドリュー・ベニンテンディ(32)、トリスタン・ピーターズ(26)もスタメンに入る。

ガーディアンズ: 第1戦と大きく変わらないオーダーとなる。ただ、バークが複数回を投げる予定のため、一塁ではナサニエル・ロウ(31)が先発する可能性がある。第1戦では四回にデービッド・フライ(30)の代打で出場した。

捕手はオースティン・ヘッジス(34)ではなく、パトリック・ベイリー(27)が務める。ベイリーはレギュラーシーズンでもウィリアムズと多くバッテリーを組んだ。

【先発降板後のブルペン起用は?】

ホワイトソックス: グラント・テイラー(24)は3日(同4日)、4イニングを投げ切ってセーブを挙げたため、5日(同6日)の登板は難しいとみられる。ヘイゲン・スミス(23)も先発して2回2/3を無失点、4三振を奪ったものの、三回に3者連続四球で満塁のピンチを招いて降板した。

2人とも第2戦では登板しない。そう考えるのが自然かもしれない。

しかし、テイラーは42球、そのうち34球がストライク。スミスも51球にとどまり、4日の休養日を挟んで回復する時間がある。ケイは先発からブルペンへスムーズに役割を変え、ヒューストンでもクリーブランドでも重要なアウトを奪ってきた。

ケイは語った。

「楽しいです。アドレナリンも少し余計に出ますし、こういう場面で信頼して任せてもらえるのは、自分にとってすごく大きい。これからもマウンドに上がって、しっかり投げ切りたいです」

ガーディアンズ: 4日の休養日があったため、ボート監督は第1戦で積極的に中継ぎ投手をつぎ込んだ。メシックの後をダニエル・エスピノ(25)、エリック・サブロウスキー(28)、ハンター・ガディス(28)、ティム・ヘリン(29)、守護神ケード・スミス(27)がリレーした。

いずれも第2戦で登板可能とみられ、同じような継投策を取る可能性がある。理想はリードした展開でスミスにつなぎ、勝利を締めくくらせることだ。

一方、ウィリアムズの投球内容にも注目したい。ガーディアンズは第3戦の先発投手をまだ発表していない。タナー・バイビー(27)、フォスター・グリフィン(31)、ジョーイ・カンティーヨ(26)を第2戦までに起用する可能性を残しているためだ。

【主な負傷者は?】

ホワイトソックス: なし。

ガーディアンズ: なし。

【好調な選手、不調な選手は?】

ホワイトソックス: 村上は第1戦の勝利で飛距離440フィート(約134メートル)の2ランを放ち、チームの得点の大半をたたき出した。4月には5試合連続本塁打を記録しており、1本出れば一気に本塁打を量産する力を持つ。テイラーもマウンド上で、ホワイトソックスのポストシーズン史上ほとんど例のない投球を続けている。

ガーディアンズ: スミスは直近5試合のポストシーズン登板で計5回を無失点。クワンは2025年以降のポストシーズン4試合で15打数2安打となっている。

【その他の注目ポイントは?】

  • 3日の完封勝利は、ホワイトソックスの球団史上ポストシーズン6度目。2005年ワールドシリーズ制覇を決めた1-0の勝利以来となった。
  • メシックは2016年ア・リーグ優勝決定シリーズ第5戦のライアン・メリット以来、ガーディアンズでポストシーズンの先発を務めた初の新人投手となった。