ドジャースの怪物ローテ4人、NLCSでの起用順は?

October 8th, 2026

2025年、ドジャースがワールドシリーズ連覇を果たした原動力は、先発投手陣だった。そして、3連覇を目指す今年も、ポストシーズンの4試合を終えた時点で、4人の怪物を擁するローテーションが早くも同様の存在感を示している。

タリク・スクーバル、ブレイク・スネル、山本由伸、タイラー・グラスノーは、ブレーブスとのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)4試合で、合計21回1/3を投げて自責点4、防御率1.69を記録した。今ポストシーズンの先発投手陣では2番目に低い数字だ。レイズの先発陣が3試合で計16回1/3、自責点3、防御率1.65と、わずかに上回っている。

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「あのような結果になったこと自体に驚きはない。ただ、彼らがマウンドで見せた戦いぶりや、互いに刺激を与え合う姿を見て、次のラウンドが楽しみになった。長いイニングを投げ、願わくばあと8勝を挙げるための大きな力になってくれることを期待している」とアンドリュー・フリードマン編成本部長は語った。

ナ・リーグ第2シードのドジャースは初戦まで1週間の空きがあり、ポストシーズンに向けて先発ローテーションを望み通りに組み直せた。NLDSを4試合で制したため、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)を前に、再び4人の登板順を調整できる。シリーズは11日(日本時間12日)にアメリカンファミリーフィールドで開幕する。

最初の4試合の先発予想は以下の通りだ。

第1戦:スクーバル

NLDS第1戦:6回、自責点1、2安打、2四球、7奪三振

ブレーブスとのシリーズが第5戦までもつれていれば、スクーバルが先発する予定だったが、ドジャースは4試合で決着をつけた。そのため、トレード期限に獲得した左腕をNLCS初戦に送り出す。ブルワーズも、この夏にスクーバルの獲得に関心を示していた球団の一つだ。

ブルワーズも先発の登板順を正式には発表していないが、スクーバルの相手はジェイコブ・ミジオロウスキーになりそうだ。ア・リーグのサイ・ヤング賞を2年連続で受賞した投手と、今年のナ・リーグで受賞が有力視される投手による対決が実現する可能性がある。

第2戦:山本

NLDS第3戦:7回、自責点1、4安打、1四球、10奪三振

ドジャースがNLDSの第3戦まで山本の先発を待ったことは、意外な采配として受け止められたが、実際には、NLCSを見据えた判断だった。山本はスネルより先に登板し、通常通り中5日で第2戦に先発する見込みだ。そうすれば、シリーズが第6戦まで続いた場合も、普段通りの登板間隔で先発できる。

山本はドジャースで中5日未満の間隔で先発したことがない。ただ、昨年は中0日の連投で第7戦を締めくくり、ワールドシリーズMVPを受賞。今ポストシーズンも、登板間隔の短縮や救援登板に応じる意向を示している。それでもドジャースは、余程の状況にならない限り、普段通りの間隔で起用する方針だ。

第3戦:スネル

NLDS第2戦:3回2/3、自責点1、3安打、5四球、5奪三振

NLDS第2戦では、実戦登板の少なさによる影響を感じさせた。9月中旬に左脚の付け根に張りが出たため、この試合が2週間半でわずか3度目の登板だった。第3戦での起用となれば登板間隔は通常より長くなるものの、最近の登板が少ないことを考えると、調整する時間をもう少し取れるのは、プラスに働くかもしれない。

第4戦:グラスノー

NLDS第4戦:4回2/3、自責点1、1安打、5四球、5奪三振

グラスノーがドジャースの一員として登板したポストシーズンの試合でチームは7勝0敗。多くの球団でエースを務められるグラスノーが4番手に回ること自体、この先発陣の層の厚さを物語っている。