タイガースとスクーバル、今季年俸の希望額に大きな乖離
タイガースは8日(日本時間9日)、年俸調停権を持つ8選手のうち7選手と今季の年俸について合意した。唯一の例外となったのは2年連続サイ・ヤング賞の絶対的エースだ。 タイガースは米東部時間8日午後8時(同9日午前10時)の期限までにタリック・スクーバルと合意できなかった。そのため、両者は今季の年俸を決めるために年俸調停を行うことになる。球団側の提示額と選手側の希望額には大きな乖離があるため、どのような結果になるか注目される。 MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、スクーバルは今季の年俸として3200万ドル(約48億円)を希望。一方、タイガースの提示額は1900万ドル(約28億5000万円)だった。 スクーバルは今季がフリーエージェント(FA)になる前のラストイヤー。年俸調停の公聴会は1月26日~2月13日の期間に行われる予定だが、タイガースとスクーバルはそれまで交渉を継続することができる。しかし、タイガースは条件提示の期限を厳密なデッドラインとして扱うのが通例となっており、年俸調停を経て、スクーバルの今季の年俸が決定されることになりそうだ。
コール復帰を待つヤンキース、トレードで先発補強か
ヤンキースが今季の戦いを見据えるとき、大黒柱のゲリット・コールがトミー・ジョン手術から復帰する日のことを思い描いている。コールが復帰すれば、メジャーのマウンドに立つのは2024年ワールドシリーズ第5戦以来となる。 しかし、それは4月には起こらないだろう。おそらく5月にも起こらないかもしれない。だからこそ、ブライアン・キャッシュマンGMは現在の投手陣に「先発投手をもう1人加えたい」と語っているのだ。 キャッシュマンGMは先発投手について、昨年12月の時点で「多ければ多いほどいい」と話していた。
強打の内野手・ビシェットの争奪戦がいよいよ本格化か
ブルージェイズ残留の可能性が消えつつある中、ボー・ビシェットをめぐる争奪戦が本格化している。特に強い関心を示しているのはフィリーズ、ヤンキース、カブスの3チームだ。 ジ・アスレチックのマット・ゲルブ記者とケン・ローゼンタール記者によると、フィリーズの関係者は数日以内にビシェットとのオンライン面談を実施する予定。注目すべきはフィリーズがベンチコーチとしてドン・マティングリーをチームに迎え入れたことだ。マティングリーは過去3年間、ブルージェイズでベンチコーチを務めたため、すでにビシェットと良好な関係を築いている。
剛腕カブレラ獲得のカブス、次は強打者補強か
カブスは今オフ、ローテーションにインパクトのある投手を加えることを目指し、7日(日本時間8日)にマーリンズとのトレードを成立させて剛腕エドワード・カブレラを獲得した。カブレラ獲得自体が大きな補強だが、トレードで先発投手を獲得したことにより、さらなる戦力補強に動く可能性が出てきた。 フリーエージェント(FA)市場に大金を投じることなく先発投手の補強を実現できたため、カブスには大物選手を獲得できるだけの資金的余裕が残されている。また、FAになったカイル・タッカーの後釜として起用される見込みだった有望株オーウェン・ケイシーを今回のトレードで放出したため、野手補強の必要性も増した。この2つの要素を合わせると、カブスが資金的余裕を生かしてFAの大物野手の獲得に乗り出す可能性が浮上する。 カブスの補強ターゲットとして注目されるのはFA市場に残る3人の大物野手、アレックス・ブレグマン、ボー・ビシェット、コディ・ベリンジャーだ。 カブスは昨オフからブレグマンに関心を示し続けており、三塁手のアップグレードを目指して現在も交渉を続けているとみられる。
ボーゲルバック、新天地ブルワーズでのコーチ就任を語る
ブルワーズのパット・マーフィー監督が今季に向けて再編したコーチ陣。その中で、最もなじみ深い存在がダニエル・ボーゲルバックだ。2020、21年にミルウォーキーでプレーし、9年間にわたってメジャーリーグでキャリアを重ねてきた。 33歳のボーゲルバックは、2024年まで現役選手としてメジャーでプレー。2025年はパイレーツで特別補佐を務めた。MLB.comの取材では、コーチとしての哲学に加え、かつて本拠地として戦った街で新たな役割を得た意味、そして「本音を伝えること」の大切さについて率直に語っている。
元レッドソックスの沢村拓一、引退決断
2021、22年にレッドソックスに在籍した前ロッテの沢村拓一(37)が現役引退を決断した。9日、インスタグラムで公表した。
ロッキーズ、ベテラン右腕ロレンゼンと1年契約合意
ベテラン右腕マイケル・ロレンゼンが、ロッキーズとの1年800万ドル(約12億5000万円)の契約に合意した。MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報として伝えた。 球団は正式発表していないが、契約内容には2027年の900万ドル(約14億1000万円)の球団オプション(契約延長権)が含まれている。
ブルージェイズがFAの目玉・タッカー獲得に本腰
今オフ、すでにディラン・シース、タイラー・ロジャース、コディ・ポンセ、岡本和真を獲得するなど、積極的な補強を見せているブルージェイズだが、まだ2026年シーズンに向けた補強は完了していない。フリーエージェント(FA)市場の目玉であるカイル・タッカーの獲得に向けて、熱心に取り組んでいるようだ。 ジ・アスレチックのミッチ・バノン記者は、ブルージェイズがタッカー獲得に向けた動きを「加速」させていることを伝えている。オールスター4度の実績を誇る外野手には多くのチームが関心を示しているが、バノン記者によると、ブルージェイズはここ最近、「より積極的」に動いているようだ。また、ブルージェイズの最大のライバルはドジャースとメッツになるとみられる。MLBネットワーク・ラジオのジム・デュケット氏によると、この2チームはタッカー獲得に熱心に取り組んでいるという。
ドジャースが救援右腕グラテロルとの調停を回避して1年契約
7日(日本時間8日)、MLB.comが関係者から得た情報によると、ドジャースは救援右腕ブルスダー・グラテロルとの年俸調停を回避し、年俸280万ドル(約4億2000万円)の1年契約を結ぶことで合意したようだ。なお、球団からの正式発表は行われていない。 グラテロルのほか、ドジャースは8日(同9日)の期限までに今季の年俸について合意しなければならない選手が3人いる。救援左腕アンソニー・バンダ、外野手アレックス・コール、救援右腕ブロック・スチュワートだ。 年俸調停権を持つこれらの選手が期限までに球団と合意できなかった場合、球団と選手の双方が希望額を提示した上で、年俸調停に進むことになる。ただし、球団と選手の交渉はその後も継続され、年俸調停が実施されるまでに合意する可能性もある。 27歳のグラテロルは右肩関節唇の手術を受け、2025年シーズンを欠場。今季の年俸は2025年シーズンと同額となる。この剛球リリーバーは、2024年シーズンも肩とハムストリングの負傷で長期離脱を強いられ、レギュラーシーズン7試合、ポストシーズン3試合の登板にとどまった。 2025年シーズン、ドジャースはグラテロルの不在を痛感した。ブレイク・トライネンとカービー・イェーツの両ベテラン右腕が不振に陥り、マイケル・コペックとエバン・フィリップスの両右腕もケガで離脱していたため、試合の重要な場面を担う右腕に人材を欠いていたからだ。グラテロルはドジャースでの5年間で178試合に登板して防御率2.69の好成績をマークし、右打者を通算OPS.524に抑えている。 フリーエージェント(FA)になる前の最後のシーズンを迎えるグラテロルは、万全の状態でスプリングトレーニングに臨むことができる見込みだ。
カブレラのトレードが先発投手市場に与える影響を分析
カブスがマーリンズから右腕エドワード・カブレラを獲得したことを受けて、MLB.comでは今回のトレードが各球団や移籍市場に与える影響について、3人の記者に意見を求めた。 【1】今回のトレードは、マッケンジー・ゴアやフレディ・ペラルタらトレード候補となっているほかの先発投手にどんな影響を与えるのか。トレードの可能性は高くなったのか、それとも低くなったのか。 カブレラを獲得するためにカブスは球団1位と11位の有望株(と3人目の選手)を放出しなければならなかったという点が興味深い。しかし、カブレラはあと3年保有可能な選手であり、それが価値を押し上げた可能性は高い。カブレラは保有期間があと2年のゴアほど優秀な投手ではない。ゴアもまた、FAまであと1年となったペラルタほど優秀な投手ではない。 とはいえ、カブレラのカブス移籍が決まったことで、トレードの選択肢が1つ減ってしまった。フランバー・バルデス、レンジャー・スアレス、ザック・ギャレンといったフリーエージェント(FA)の有力投手に大金を投じたくないチームにとって、トレードでの補強は先発ローテーションを強化するための唯一の手段となる。私は今回のトレード以前からゴアとペラルタがトレードされるだろうと予想していたので、今更「トレードはない」と予想する理由はない。(全国担当:マーク・フェインサンド記者)
カブスが有望株ケイシーらとのトレードで剛腕カブレラを獲得
カブスは今オフ、先発ローテーションにインパクトのある投手を加える方法を模索してきた。昨夏のトレードデッドラインの頃から先発投手の補強を目指していたカブスにとって、トレード市場でマーリンズの剛腕エドワード・カブレラに狙いを定めることは、常に魅力的な選択肢の1つだった。 7日(日本時間8日)、カブスはフリーエージェント(FA)までの保有可能期間があと3年残っているカブレラをマーリンズから獲得するトレードを成立させた。交換要員として球団ナンバーワン有望株の外野手オーウェン・ケイシー(メジャー全体47位の有望株)のほか、クリスチャン・ヘルナンデス(球団11位の有望株)とエドガルド・デレオンの両内野手をマーリンズへ放出した。 トレードの詳細 カブス獲得:右腕エドワード・カブレラ マーリンズ獲得:外野手オーウェン・ケイシー、内野手クリスチャン・ヘルナンデス、内野手エドガルド・デレオン
2025年、大谷の投手復帰 5つのハイライト
2025年の野球界における最大のストーリーの一つは、大谷翔平の投手復帰だった。 ドジャースでの投手デビュー戦でいきなり100マイル(約161キロ)を計測したことから、野球史上最高とも言えるパフォーマンスでチームをワールドシリーズへ導いたプレーオフのブルワーズ戦での衝撃的な快投まで、実に素晴らしい復帰劇となった。 MLBネットワークで本日放送された「翔平デー」を記念し、2026年にドジャースのユニフォームで初めてフルシーズンを投げることへの期待を込めつつ、マウンドでの大谷のシーズンを振り返る。 ドジャースでの投手としての1年目、その5つのハイライトは以下の通りだ。
J・ロドリゲス、私費で故郷の野球・サッカー施設を改修
フリオ・ロドリゲスにとって、故郷は常に特別な場所だ。その思いを形にした大型プロジェクトが、今オフついに完成した。マリナーズの中堅手ロドリゲスは今週、ドミニカ共和国の故郷ロマ・デ・カブレラで、自身が育ったフィールドの大規模改修を披露。原点の地は、最新設備を備えたアマチュア野球・ソフトボール、サッカーの複合施設として生まれ変わった。 改修された施設には、メイン球場1面とTボール用2面の計3つの野球場に加え、サッカー場を整備。人工芝のグラウンド、プロ仕様の排水設備、スタジアム照明、バッティングケージ、ブルペン、観客席、トイレなども完備され、子どもたちや家族が安心して利用できる、近代的で質の高い環境が整えられた。町が受け継いできた野球文化への敬意も、随所に込められている。
MLBネットワークが「SHOHEI デー」を朝から晩まで放送
春の訪れと球春到来を待ちわびるこの時期、球界最高の選手による名場面の数々を振り返る以上に、素晴らしい時間の過ごし方があるだろうか。 7日(日本時間8日)、MLBネットワークは「翔平デー」となり、大谷翔平がメジャーリーグで残してきた驚異的な功績に焦点を当てた番組が一日中放送される。1月7日(1/7)という放送日は、このドジャースのスーパースターがメジャーキャリアを通じて背負い続けてきた「背番号17」にちなんだものだ。
レイズが外野手マロイを獲得 左腕に強い25歳の元有望株
6日(日本時間7日)、レイズはタイガースから金銭トレードでジャスティン=ヘンリー・マロイを獲得し、外野手のポジション争いに新たな候補を加えた。 マロイは12月20日に救援右腕カイル・フィネガンの獲得に伴い、タイガースからDFA(40人枠を外れる措置)されていた。レイズは左打者偏重だった外野陣に右打者のマロイを加えた。
岡本、ブルージェイズの補強に完璧にフィット
7日(日本時間8日)、岡本和真(29)について一つ分かったことがあるとすれば、それは岡本には人を引き寄せる力があるということだ。 ブルージェイズの会見室はすし詰め状態。まるでブラディミール・ゲレーロJr.が再び契約延長を結んだかのような光景だった。カメラは部屋の後方にある定位置からあふれ出し、利用可能なスペースの隅々まで埋め尽くしていた。演台の前の席は10数人の日本人記者で埋まり、その数は地元のメディア関係者を上回っていた。
ブレグマン争奪戦の行方 古巣レッドソックスの対抗馬は?
アレックス・ブレグマンにとって、この冬はデジャブとなっている。 ブレグマンは残り2年8000万ドル(約125億円)のレッドソックスとの契約を破棄してフリーエージェント(FA)となり、1年前には得られなかった新しい長期契約を求めている。
【一問一答】岡本、ブルージェイズのユニホーム「世界一似合っている」
ブルージェイズと4年6000万ドル(約94億円)で契約した岡本和真(29)がカナダ・トロントのロジャースセンターで入団記者会見に臨んだ。主な一問一答は以下の通り。 <冒頭英語スピーチ> “Hello everyone, my name is Kazuma Okamoto. Thank you very much for this opportunity. I am very happy to join the Blue Jays. I will work hard every day and do my best for the team. Thank you for your support. Nice to meet you. Go Blue Jays!”
岡本、ワールドベースボールクラシック参加希望
ブルージェイズと4年6000万ドル(約94億円)で契約した岡本和真(29)がカナダ・トロントのロジャースセンターで入団記者会見に臨んだ。3月開催の第6回ワールドベースボールクラシックに参加意思を表明した。 「昔から日本代表のユニホームを着る、というのはずっと持ち続けてプレーしてきたので。(現状での参加希望は)僕の意思だけですけど。まだ(正式に)出ると決まってはいないので。オファーもちゃんと、そういった話はまだこれからなのかな、と思います」 日本代表の井端監督は、すでに12月のウインターミーティングで岡本を招集する希望を明かしている。ホワイトソックスへ入団した村上宗隆も侍ジャパンへの加入希望を表明済みだ。今後は、球団やMLBとの調整を済ませ、1月中旬をメドとする正式メンバーの発表を待つ。
大谷デコピンの名場面
始球式のボール運びからレッドカーペットへの登場まで、最近「お兄ちゃん」になったばかりの大谷デコピンは、その多才さで私たちを驚かせ続けている。飼い主の大谷翔平も負けてはいない。投手としての完全復帰に向けた調整の中で、定期的に100マイル(約161キロ)の剛速球を投げている。このダイナミックなコンビを称えつつ、4本足のアイドルのキャリアハイライトを振り返ってみよう。
進まないタッカー争奪戦 最大の大物はどこへ行く?
フリーエージェント(FA)市場が始まった11月上旬から、外野手カイル・タッカーは市場のNo.1選手と広く認識されてきた。では、1月の第1週になっても、タッカーが2カ月前と比べて契約に近づいていないように見えるのはなぜなのだろうか。 タッカーの市場は、少なくとも近年のトップFA選手の何人かと比べた場合、ゆっくりと進んでいる。ここまでで最大のニュースは1カ月前、タッカーがブルージェイズのフロリダ州ダニーデンにある選手育成施設を訪れたというものだった。そして、そのニュースから今に至るまで、いくつかの進展が見られた。
今井達也、H(🤟)タウンでの冒険と文化を早くも満喫
日本人投手の今井達也は、すぐにテキサスの文化に浸った。4日にはNFLのヒューストン・テキサンズ対インディアナポリス・コルツの試合を観戦し、大型ビジョンに映し出されると、チームの「H」のハンドサインを掲げた。数時間後、アストロズの球団オーナー、ジム・クレーンが所有するレストランで初めてラムチョップを食べた。
今井達也獲得はアストロズにとって序章か さらなるアジア進出を目指す
ドジャースがここ数年で収めた日本人選手獲得による成功は、アストロズのオーナーであるジム・クレインも見過ごせなかった。2024年の大谷翔平獲得からドジャースはワールドシリーズを連覇し、2025年は山本由伸が大車輪の活躍でワールドシリーズMVPに輝いた。 過去8年間ポストシーズンに連続進出し、その内2度の世界一に輝いたアストロズは2025年、ついにポストシーズン進出を逃した。アストロズは、それまで日本人選手のFA市場に加わっていなかったが、今井達也と3年5400万ドル(約84億円)の契約を結んだ。今井はNPBから直接アストロズに移籍した最初の日本人選手となり、そしておそらく最後の選手ではない。
【会見動画】今井達也、アストロズ入団会見
アストロズとオプトアウト(契約破棄条項)付きの3年契約を結んだ今井達也(27)が5日(日本時間6日)、テキサス州ヒューストンのダイキンパークで入団会見を行った。動画は会見の全編。
【一問一答】今井達也、入団会見「ワールドチャンピオンになりたい」
アストロズとオプトアウト(契約破棄条項)付きの3年契約を結んだ今井達也(27)が5日(日本時間6日)、テキサス州ヒューストンのダイキンパークで入団会見を行った。冒頭のあいさつと主な一問一答は、以下の通り。 「What’s up H-Towon? I’m Tatsuya Imai. I'm ready to chase away championship. Let’s go, Houston!(ヒューストンのみなさん、元気ですか? 今井達也です。みなさんと優勝を目指す準備はできています。レッツゴー!)」