菅野、6回2失点で再びのQSも再び援護に恵まれず
【ロッキーズ2-5パドレス】サンディエゴ/ペトコパーク、4月10日(日本時間11日) ロッキーズの右腕・菅野智之は大量援護とは言わないまでも、もう少しのサポートは欲しかったというのが正直なところだろう。 菅野は効率的に六回を投げ、パドレス打線をソロ本塁打2本、計4安打に抑えた。しかしロッキーズ打線はサンディエゴ投手陣を攻略できず、フアン・メヒアがギャビン・シーツにサヨナラ本塁打を浴び、2-5で敗戦。2夜連続のサヨナラ負けとなった。
マンシー、サヨナラアーチで締め括った1試合3HR
【レンジャーズ7-8xドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、4月10日(日本時間11日) 現在のドジャースで、マックス・マンシーより長くチームに在籍している選手はいない。そして歴代のドジャースで彼より多くの本塁打を記録しているのは、わずか5人のみである。 ドジャースタジアムで行われたレンジャーズとのシリーズ初戦で、マンシーはサヨナラの一発を含む3本塁打を放ち、8-7の勝利を演出。ドジャースはMLB最速で10勝に到達した。
ミラー、3三振で28回2/3連続無失点を継続
メイソン・ミラー(27)から得点を奪うのは至難の業(わざ)だ。ましてや、バットに当てることすら難しい。 10日(日本時間11日)、パドレスが5―2でロッキーズに勝利した。3連投という事実も、ミラーには関係なかった。ペトコパークの九回に登板し、対戦した3人をすべて三振に仕留めた。その裏、ギャビン・シーツ(29)がサヨナラ3ランを放ち、ミラーが勝ち投手となった。
大谷再び記録更新 イチロー氏を超える44試合連続出塁達成
大谷翔平は野球界で”常識”とされてきたものを塗り替えながら、所属した球団、そしてメジャーリーグ全体の記録を書き換え続けている。 同時にメジャーでプレーした日本出身選手の中でも、最も偉大な選手の一人としての存在感をさらに際立たせている。
誠也がメジャー復帰、2026年シーズン初出場
鈴木誠也(31)の力強いバットが中軸に座ると、カブスの打線は様相が大きく変わる。10日(日本時間11日)、パイレーツ戦を前にカブスのクレイグ・カウンセル(55)監督は、「Seiya Suzuki」の名前を再びラインナップカードに書き込むことができた。 カブスは本拠地リグレーフィールドでのパイレーツ戦を前に右膝の負傷から回復した鈴木を10日間の負傷者リストから復帰させた。復帰戦で、鈴木は「5番・右翼」で先発出場。3打数1安打、1四球だった。
ブービッチが7回無失点、自己最多の11K ホワイトソックスに完勝
【ホワイトソックス0-2ロイヤルズ】カンザスシティ/カウフマンスタジアム、4月10日(日本時間11日) 2026年シーズン、ロイヤルズ打線が本来の調子を取り戻すまで、投手陣には「いかに失点を抑えて接戦に持ち込み、勝利のチャンスをつなぎ止められるか」という重責がのしかかっている。 幸いにもロイヤルズの投手陣は強力だ。そして、この日の先発、クリス・ブービッチはまさにその期待通りのパフォーマンスを見せた。
103.4マイル(約166.4キロ)!? ミラーが27回2/3無失点を継続
メイソン・ミラー(27)の支配的な投球は、登板を重ねるごとにすさまじさを増している。
初回に満塁弾浴びるも10K、ソロカの力投に応える逆転劇
【ダイヤモンドバックス5-4フィリーズ】フィラデルフィア/シチズンズパンクパーク、4月10日(日本時間11日) ダイヤモンドバックスは、オールスター外野手のコービン・キャロルが2試合連続で股関節屈筋の張りを訴え欠場。さらに、4番打者で攻撃の要である捕手のガブリエル・モレノも、三回に負傷交代し、先発のマイケル・ソロカは1つ目のアウトを奪う前に4失点。どう見ても、良いスタートではなかった。 しかし、そこから見事な逆転劇を見せ、敵地でのシリーズ初戦を制した。
今永、6回無安打・9三振の圧巻投球
【パイレーツ2-0カブス】シカゴ/リグレーフィールド、4月10日(日本時間11日) カブスの今永昇太が、パイレーツとの3連戦の初戦に先発。相手を寄せ付けずに、6回100球、無安打無失点、1四球、9三振と圧巻の投球を見せた。自己ベストの18度の空振りを奪い、相性の良いパイレーツ(通算防御率0.28)を再び圧倒した。
イチロー氏、銅像除幕式でのハプニングも笑いに
10日(日本時間11日)、Tモバイル・パークの外に設置されたイチロー氏の銅像除幕式で、ちょっとしたトラブルが発生した。しかし、そんなピンチもイチロー氏の手にかかればエンタメに変わる。 打席でのイチロー氏の象徴的なポーズを模した銅像に取り付けられていたバットが、除幕の瞬間に折れてしまったのだ。近くで確認すると、カバーが掛かっていた段階ではまだバットは真っすぐだったが、取り外す際に後ろへ引っ張られ、折れてしまったようだ。 銅像の正面側からカバーを外すのを手伝っていたケン・グリフィーJr.氏は、「自分のせいじゃない」と冗談を飛ばした。グリフィーJr.氏は笑いながら、その場にいたエドガー・マルティネス氏に助けを求めるように肩に頭を預けた。イチロー氏は笑顔で2人に抱きつき、会場は一瞬の緊張感のあと、すぐに和やかなムードに包まれた。 マリナーズとしてはトラブルなく進行するのが理想だったが、こうしたハプニングさえ笑いに変えられるのがイチローだ。殿堂入り級のプレーはもちろん、言語の壁を越えたユーモアもまた、25年前にメジャーに挑戦した際、チームメートとの距離を縮めた大きな理由だった。
- 殿堂入りのイチロー氏、野球への『恩返し』に尽力 マリナーズもこの出来事をネタにし、同日、先着4万人に配布予定のボブルヘッドの画像をまるで折れたバットを持っているかのように加工し、SNSで公開した。
ロドリゲスvsマクリーン投手戦、終盤の猛攻でDバックス勝利
【ダイヤモンドバックス7-1メッツ】ニューヨーク/シティフィールド、4月9日(日本時間10日) メッツの先発ノーラン・マクリーンは、圧巻の投球を見せていた。変化球を巧みにレベルで操り、速球を力強く投げ込み、6回までダイヤモンドバックス打線を翻弄した。 しかしエドゥアルド・ロドリゲスも譲らなかった。ダイヤモンドバックスの左腕は相手の若い右腕ほど派手ではなかったが、一回にルイス・ロバートJr.に本塁打を許した以外はメッツ打線を抑え続けた。なお両者のマッチアップはワールドベースボールクラシック決勝の再戦でもあった。
センターのメドーズ、外野守備で激突し出血 病院で一晩の経過観察へ
【タイガース1−3ツインズ】ミネアポリス/ターゲット・フィールド 4月9日(日本時間10日) タイガースのセンターを守るパーカー・メドーズが、8日のツインズ戦でレフトを守るライリー・グリーンと激しく衝突し、顔と頭部にダメージを受けて途中交代するアクシデントに見舞われた。 事故は8回、ツインズの強打者ジョシュ・ベルのライナー性の打球を追った場面で起きた。メドーズとグリーンがともに打球を追い、最後の瞬間に互いを確認したものの回避が間に合わず、頭部同士が激突。グリーンはボールを保持したが、メドーズはその場に倒れ込み、口から出血した。 「最悪の気分だ。今もつらい」とグリーンは心境を語った。 現場には救急スタッフとカートが入り、トレーナーとともに対応。メドーズは数分後に立ち上がり、自力でカートに乗って退場した。その後、地元の病院へ搬送され、経過観察のため一晩入院する予定だ。
予想外の好スタートを切ったブレイク候補10選手
2026年シーズン開幕からまだ数週間だが、目立った活躍を見せている選手が多くいる。 そのほとんどは、シーズン前から予想されていた選手たちだ。大谷翔平、ヨーダン・アルバレス、コービン・キャロル、クリストファー・サンチェス、ブライアン・ウーといった選手の好調なスタートに驚きはない。一方で、カージナルスのジョーダン・ウォーカーのように、ブレイクアウトの可能性を示す選手も現れている。 こうした点を踏まえ、シーズン序盤で目立つ活躍を見せている10人と、今後の期待が高い理由を紹介する。なお、過去にオールスター選出やMVP、サイ・ヤング賞の投票対象となった選手は除外されている。 ※各成績は9日(日本時間10日)の試合前時点のもの。
先発スプリングス、圧巻投球も自覚なし?「正直、何回かも分かっていなかった」
【アスレチックス1-0ヤンキース】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、4月9日(日本時間10日) 試合後半までノーヒッターを続けている場合、基本的に投手はどこかで意識し始めるものだ。 しかし、この日敵地ヤンキースタジアムで先発したアスレチックスのジェフリー・スプリングスは、6回までヤンキースを無安打に抑えていたことに気付いていなかっただけでなく、自分が何回を投げているのかも分からなくなっていた。
大谷の“特別扱い”に疑問?ブルージェイズがウォームアップ時間を確認した理由
昨季のワールドシリーズ再戦となったドジャースとブルージェイズ戦で、ドジャース先発の大谷翔平に与えられる投球前のウォームアップ時間を巡り、再び小さな火種が生まれた。 大谷は初回、先頭打者として四球を選び出塁。その裏の守備に入る際、イニング間の2分間のインターバルが残り1分を切るまでウォームアップ投球を始めなかった。これに対し、ブルージェイズの先頭打者ジョージ・スプリンガーが球審ダン・ベリーノに歩み寄り、運用について確認した。 もっとも、これは抗議ではなく、あくまで「どこまで時間が認められるのか」を確かめる意図だったという。ケン・ローゼンタール記者も番組内でそう伝えている。 このやり取りは、2025年ワールドシリーズでも見られた光景を思い起こさせる。 大谷がイニング最後の打者として出塁した後、通常より長めのウォームアップ時間が与えられたことに対し、ブルージェイズのシュナイダー監督が不満を示す様子が中継に映っていた。
べシア、昨季出場かなわなかったブルージェイズ戦で魂の登板
ドジャースのアレックス・べシアはいつもマウンドで感情を表に出す。それがオープン戦でも、10月のポストシーズンであろうと。
街の文化と歴史を映し出す 8球団がシティコネクトの特別ユニフォームを発表
野球には積み重なった歴史とファンの思いがある。それは、過去と現在、人と場所をつなぐ架け橋となる。 それを象徴するのが、シティコネクトユニフォームだ。9日(日本時間10日)、ブレーブス、オリオールズ、レッズ、ロイヤルズ、ブルワーズ、パイレーツ、パドレス、レンジャーズの8球団が新たなデザインを発表。「各球団のコミュニティのエネルギーと誇りを反映し、チームの歴史と野球の未来を祝福する大胆で創造的な解釈」だとMLBは説明した。 2021年にスタートしたシティコネクトユニフォームは、各チームの本拠地の文化を反映し、斬新な配色、フォント、グラフィックを採用してきた。各球団は3年ごとに新デザインを導入でき、今回発表された8球団にとってはいずれも第2弾となる。 各球団はナイキと、MLBのユニフォーム製造を担うファナティクスと協力し、前回のシティコネクトのデザインを発展させつつ、都市や地域、ファン文化の新たな要素を取り入れた。新ユニフォームは今後数シーズンにわたり試合で着用される予定である。 8球団の新デザインは以下の通り。 アトランタ・ブレーブス:1980年代のパウダーブルーのユニフォームをベースに、赤で袖口や襟元を縁取った配色。刷新された筆記体の「Atlanta」を胸に、袖口にはブロック体の「ATL」のパッチを採用している。現代のチームカラーとレトロスタイルを融合させた。 全体のデザインはこちら
今永、千賀ら2026年に球速を上げている6投手
球速に関する興味深いデータがある。MLBのダレン・ウィルマン氏が、Xで指摘したものだ。 7日(日本時間8日)の試合前の時点で、2026年のフォーシームの平均球速は94.6マイル(約152.2キロ)だった。投球トラッキングが導入された2008年の平均が91.9マイル(約147.9キロ)であったことと比較すると、その差は明らかだ。 シンカーも同様の結果となっている。今季、投手は平均93.9マイル(約151.1キロ)のシンカーを投げているが、2008年の平均はわずか90.7マイル(約146.0キロ)だった。 こうした傾向はすでに知られているかもしれない。投手は球速を優先し続けており、球速がすべてではないものの、大きな助けとなるのは間違いない。今季序盤に大幅な球速アップに成功し、恩恵を受けている6人の投手を紹介する。 以下の成績はすべて6日(日本時間7日)の試合終了時点のもの。
MLBを席巻するスーパールーキー、飛躍の鍵はスイングの”後ろ足”
チェイス・デローターのスイングには、何とも言えない独特の魅力がある。美しいと感じる人もいれば、ぎこちなく見える人もいるだろう。 短く鋭いフォームは、奇しくも同じ名前のチェイス・アトリーに似ているような気もする。名前に引っ張られているだけかもしれないが。
史上初の初球チャレンジ? 大谷が第1球にABSチャレンジ
大谷翔平(31)は、ジョージ・スプリンガー(36)への初球にストライクゾーンの下に外れるシンカーを投じた。二刀流スターの手が帽子の後ろにいくと、それと同調するように、ホームプレートの後方で捕手のウィル・スミス(31)が頭を叩き、投球に対してチャレンジを要求した。 これにより、8日(日本時間9日)にトロントで行われたシリーズ最終戦で最初のABS(自動ボール・ストライク判定システム)のチャレンジが始まった。ドジャースの投手が投じた正真正銘の第1球での出来事だった。球審のダン・ベリーによる当初のボールという判定が正しく、スコアボードのグラフィックには、投球がストライクゾーンから1.9インチ(約4.8センチ)外れていたことが示された。 ABSチャレンジ・システムが導入されて以降、試合の初球がチャレンジの対象となったのはこれが初めてのことだった。
泥臭い全員野球の復活 ドジャースに逆転勝利で連敗ストップ
【ドジャース3-4ブルージェイズ】トロント/ロジャースセンター、4月8日(日本時間9日) 本来の「2025年ブルージェイズ」の姿が、一瞬とはいえ戻ってきた。 この光景を再び目にするまで、丸1週間、そして8日(日本時間9日)のドジャース戦の終盤までファンたちは待っていた。敵地でのホワイトソックス戦では3連敗を喫し、チームは6連敗。ワールドシリーズの再戦となったドジャース戦でも、あわや3連敗という崖っぷちに立たされていた。
オリオールズのザック・エフリン、トミー・ジョン手術で今季終了
ザック・エフリンの2026年シーズンは、わずか1登板で終了となった。 オリオールズは8日(日本時間9日)、エフリンが右肘のトミー・ジョン手術を受けたと発表した。画像検査を受けた後、32歳の右腕は7日にダラスでキース・マイスター医師のセカンドオピニオンを受け、手術を受けることが決定された。手術はマイスター医師が執刀した。
二刀流・大谷、イチロー氏に並ぶ連続出塁記録&6回1失点好投
【ドジャース3-4ブルージェイズ】トロント/ロジャースセンター、4月8日(日本時間9日) ワールドシリーズ第7戦で印象に残っているシーンは、試合終盤の攻防だろう。ミゲル・ロハスの同点本塁打、山本由伸の中0日登板、ウィル・スミスの勝ち越し本塁打、そして連覇を決めたムーキー・ベッツのダブルプレー。 しかしすべては、大谷翔平がマウンドに上がった場面から始まった。中3日での登板はメジャーキャリアで2度目。しかし、大谷はボー・ビシェットに3ランを浴び、2回1/3で降板した。最終的に勝利したが、デーブ・ロバーツ監督はこの試合が大谷にとって特別なモチベーションになるのではないかと語った。 「本人は認めないかもしれないが、選手というのは常に(闘志を燃やすための)何かしらの”燃料”を探している。前回のここでの登板は、決して納得のいくものではなかった。結果そのものを今さら悔やんでいるわけではないだろうが、それが今回の登板に向けた大きなモチベーションになっているはずだ」
ロハスが父の死を悼む、ブルージェイズ戦のスタメンに復帰
父親の急死により、直前に出場を回避してから1日。ベテラン内野手のミゲル・ロハス(37)は、8日(日本時間9日)に行われたブルージェイズとのシリーズ最終戦でスタメンに復帰した。 7日(日本時間8日)の時点では、デーブ・ロバーツ(53)監督は、ロハスが試合に出るどころか、遠征の残りの日程に帯同し続けるかどうかも分からないとしていた。しかし、ロハスはその日の夜に監督を訪れ、家族やチームメートにとっても意味のあることだとして、シリーズ最終戦への出場志望を伝えた。 8日(日本時間9日)、ロハスは次のように語った。 「昨日は出場したかったのですが、フレディ(フリーマン)とドック(ロバーツ監督)に止められました。試合に出続けて集中力を保つのが難しいと、分かっていたからです。でも、私には常に信念があります。家族は私を育て、私が野球選手になるために人生のすべてを捧げてくれました。これこそが、家族が私に望んでいることです。毎日球場に現れ、チームメートを失望させないことにどれほどの誇りを持っているか、家族は知っています」 ベネズエラでは8日(日本時間9日)、ロハスの父親の葬儀が行われた。家族とともに過ごすためにチームを離れるかどうか、ロハスは明言を避けている。球団はどのような決断も支持する姿勢だ。 ロバーツは「忌引休暇を取ることになるだろうと思っている。ただ、ベネズエラにもマイアミにも家族がいる。本人の判断に任せている」と語った。
乱闘騒ぎのロペスとソレアに7日間の出場停止処分
メジャーリーグ機構は8日(日本時間9日)、前日の試合で発生した乱闘騒ぎにより、ブレーブスのレイナルド・ロペス(32・投手)とエンゼルスのホルヘ・ソレア(34・外野手)にそれぞれ7試合の出場停止と罰金処分(金額は非公表)を科したと発表した。MLBフィールドオペレーション担当上級副社長のマイケル・ヒルがこれを行った。 両選手の出場停止は8日の3連戦最終戦から開始される予定だったが、ロペスとソレアはいずれも異議申し立てを行ったため、審理が完了するまで処分は保留となる。 この日の試合で「4番・右翼」として先発出場したソレアは、二回にブレーブス先発グラント・ホームズから本塁打を放った。