ドジャース首脳陣、2026年のタナー・スコット復活に期待
今オフ、ドジャースはFAリリーバーの目玉を獲得。試合後半に強力な「1-2パンチ」を築く準備ができた。 ウィンターミーティングで守護神エドウィン・ディアスと3年6900万ドル(約103億5000万円)の契約を締結。この大型補強は、タナー・スコット加入1年目が不本意に終わり、ブルペン全体が苦しいシーズンを過ごしたことへの対応でもある。
ブッシュがカブスで最重要打者の理由
見事なブレイクを果たしたものの、2025年のマイケル・ブッシュにスポットライトがあまり当たることはなかった。 シカゴ・ノースサイド(北側)での当初の注目は、オフシーズンのトレードで加入したカイル・タッカーの潜在的なインパクトに集まっていた。前半戦が進むにつれて、ピート・クロウ・アームストロングのブレイクの方がはるかに注目された。そしてオールスターのロースターが発表された際も、カブスの選出漏れに関する議論のほとんどは、ブッシュではなく鈴木誠也の落選に向けられていた。 しかし、2026年を見据えるとブッシュはチームにとってより重要な存在になるはずだ。実際、カブス打線における最重要打者となるかもしれない。その理由は以下の通りだ。
ケルニックがホワイトソックスとマイナー契約に合意、春季キャンプは招待選手参加(関係者取材)
かつてのトッププロスペクトのジャレッド・ケルニックがホワイトソックスとマイナー契約を結び、春季キャンプへの招待選手契約に合意したと31日(1月1日)、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が伝えた。 26歳のケルニックは、ブレーブスのメジャー40人枠から外れ、マイナー傘下3Aグウィネットへの降格を通告された後、今オフにフリーエージェント(FA)を選択していた。 2025年はブレーブスで24試合に出場し、打率.167、OPS.531を記録。主に右翼を守った。
ジャイアンツが右腕タイラー・マーリーと1年契約で合意(関係者取材)
ジャイアンツが右腕タイラー・マーリーと1年契約で合意を31日(日本時間1月1日)、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が伝えた。 球団からの公式発表はされていない。
マルテは残留濃厚、ヘイゼンGMは次の補強を進めたい意向
ダイヤモンドバックスはオールスター二塁手のケテル・マルテを含むトレードについて各球団との交渉を行っているが、マイク・ヘイゼンGMは「この状況がいつまでも続くことを望んでいない」と語っており、状況は近いうちに変わる可能性がある。 30日(日本時間31日)、ヘイゼンGMは「近いうちに、これ(=マルテのトレード交渉)に終止符を打つ可能性が非常に高い」とコメントした。 ただし、「近いうち」という言葉が何を意味するのかは、あまり明確にはなっていない。
期限が迫る今井と岡本、ロサンゼルスで各球団と交渉へ
2人の日本人スター選手、今井達也と岡本和真がメジャー各球団と交渉できるのも残り数日となった。ポスティング移籍の交渉期限が迫る中、両選手は今週、関心を持つ球団との面談をロサンゼルスで実施するようだ。MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報として伝えている。 メジャー球団との交渉期限は、今井が米東部時間1月2日午後5時(日本時間1月3日午前7時)、岡本が米東部時間1月4日午後5時(同1月5日午前7時)となっている。もし期限までにメジャー球団と合意に至らなかった場合、2026年は元の所属球団でプレーすることになる。
レンドン、契約見直し、エンゼルスでのキャリアに終止符(関係者取材)
エンゼルスとアンソニー・レンドンが契約最終年の内容変更に合意し、2026年はプレーしないことになったと30日(日本時間31日)、MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が伝えた。 2020年シーズン前に7年総額2億4500万ドル(約367億5000万円)の契約を結んだレンドンは、26年に3800万ドル(約57億円)を受け取る予定だったが、今後は数年に分けて支払われることになる。具体的な条件はまだ明らかにされておらず、エンゼルスもこの契約変更を正式に発表していない。 ペリー・ミナシアンGMはウインターミーティングで、レンドンの契約最終年を繰り延べることで短期的な柔軟性を確保する可能性を探っていると語っていた。しかし当時は、レンドンの代理人であるスコット・ボラス氏、MLB、MLB選手会の承認を得る必要があった。 しかし、その問題は解決され、25年シーズン前に股関節の手術を受けたレンドンは、2年連続でシーズンを欠場することになる。まだ引退はせず、メジャーの試合に出場できる26人の登録選手に残る予定だが、シーズン前に60日間の負傷者リストに入れ、メジャー40人枠の空きを作ることが可能となる。
ヤンキースがロサリオとの再契約を正式発表、待望の右打者を補強
ヤンキースがすでにプレーオフ進出を決めていた9月下旬。アーメッド・ロサリオはクラブハウスのロッカーにもたれかかり、期待を上回ったニューヨークでのハーフシーズンを振り返っていた。 トレード期限にナショナルズから移籍したベテラン内野手兼外野手は、左投手に対して存在感を示した。その存在感はダグアウトでも発揮された。ロサリオとジェイソン・ドミンゲスは、「ラ・エスキーナ・カリエンテ(ホットコーナー)」と呼ばれる応援セクションで、誰よりも大きな声援を送っていた。
エンゼルス、ベテラン救援イェーツと1年契約合意報道
MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によると、右腕救援投手のカービー・イェーツとエンゼルスが1年契約で合意した。球団からは公式発表されていない。第一報は7ニュース・ボストンのアリ・アレクサンダー記者だった。
岡本の移籍先候補6球団、ブレグマンの去就次第で一気に動くか
12月29日:岡本、交渉期限が迫る ポスティングシステムでメジャー移籍を目指している岡本和真(29)の交渉期限は米東部時間1月4日午後5時(日本時間5日午前7時)。2026年にメジャーリーグでプレーするためには、数日中に契約をまとめる必要がある。 ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者はSNSの「ブリーチャー・レポート」に出演し、パドレス、エンゼルス、パイレーツ、ブルージェイズ、レッドソックス、ダイヤモンドバックスなどを候補として挙げている。 上記の球団は、三塁手としてレッドソックスからフリーエージェント(FA)になっているアレックス・ブレグマンの移籍先候補としても重なる。ブレグマンの状況と大きく異なることは、岡本には交渉期限がある。代理人は同じスコット・ボラス氏が務めているため、この2選手の移籍先はより密接にリンクすると考えられる。ヘイマン記者は、契約規模としてカブスの鈴木誠也が結んだ5年8500万ドル(約132億8600万円)を引き合いに「年俸面でいえば、鈴木のようなイメージ。理にかなっている。岡本の予想もそのラインだ。岡本は村上ほど“ギャンブル”ではない」と話した。岡本には鈴木の平均年俸1700万ドル(26億5700万円)に近い金額を予想した。 ボラス氏はウインターミーティングで岡本について「内野を守れて、しかも長打力がある選手というのは、今のFA市場にほんのわずかしかいませんから、とても価値が高いのです」と高いニーズを語っていた。さらに「多くの球団は岡本を三塁手として見ています。彼の守備とプレーぶりには、どの球団も感心しています。一塁と三塁の両方で起用するイメージを持っている球団もありますが、多くの球団は三塁を優先的に考えています」と守備力の高評価を明かしている。ブレグマンや、同じ三塁手としてマリナーズからFAになっているエウヘニア・スアレスの去就が岡本の交渉に影響している。 巨人で長年スターとして活躍してきた29歳の強打の内野手は、2025年は69試合に出場し、打率.327、15本塁打、49打点、OPS 1.014を記録した。
ドジャースが元盗塁王ルイーズをマーリンズへ放出
29日(日本時間30日)、MLB.comが関係者から得た情報によると、ドジャースは元盗塁王の外野手エステウリー・ルイーズをマーリンズへ放出し、トレードの対価として有望株右腕アドリアーノ・マレーロを獲得したようだ。まだ両球団からの正式発表は行われていない。 スピードスターのルイーズは今季、ワールドシリーズを制したドジャースで控え外野手を務めた。主に代走や守備固めとして19試合に出場し、打率.190(21打数4安打)、1本塁打、4盗塁を記録した。
エフリン残留のオリオールズ、先発投手の補強を継続へ
今オフのオリオールズは積極的な補強を続けており、28日(日本時間29日)には右腕ザック・エフリンと再契約を結んだ。契約条件は1年1000万ドル(約15億円)で、2027年の相互オプション(球団と選手の双方に契約延長の選択権)が付属していることが明らかになっている。 オリオールズは今季38本塁打のピート・アロンソと同36本塁打のテイラー・ウォードを獲得して打線強化に成功し、ブルペンには剛腕ライアン・ヘルズリーとアンドリュー・キットリッジが加入。また、野手の層を厚くするために、外野の控えにはレオディ・タベラスを加えている。そして、先発には大型トレードでシェーン・バズが加わり、フリーエージェント(FA)になったエフリンも戻ってきた。 エフリンは8月に腰の手術を受けており、来季の開幕には間に合う見込みだが、オリオールズは慎重に術後の経過を見守る方針。エフリンが開幕に間に合えば、オリオールズの開幕ローテーションはカイル・ブラディッシュ、トレバー・ロジャース、バズ、エフリン、ディーン・クレーマーという顔ぶれになるだろう。ローテーションから押し出されたタイラー・ウェルズはブルペンに回り、先発の頭数としてケイド・ポビッチ、ブランドン・ヤング、アルバート・スアレスらが控える布陣となる。
2026年、運気が上向く6球団、村上の加わったホワイトソックスは?
2025年の幕を閉じ、素晴らしい年を送ったチームをたたえる一方で、そうではなかったチームは次のことを心に留めておくべきだ。1年あれば状況は劇的に変わる。 ブルージェイズが良い例だ。2025年、チームはワールドシリーズに進出し、あと一歩で優勝まで迫った。だが、2024年はどうだったか? ブラディミール・ゲレーロJr.をトレードして一からやり直すのではないかという憶測に数カ月間耐えた末、最下位でシーズンを終えていた。
右腕エフリンが1年契約でオリオールズ残留へ
MLB.comでオリオールズを担当するジェイク・リル記者が関係者から得た情報によると、オリオールズは右腕ザック・エフリンと1年1000万ドル(約15億円)の再契約を結ぶことで合意に至ったようだ。2027年の契約は相互オプション(球団と選手の双方に選択権あり)となっている。なお、まだ球団からの正式発表は行われていない。
34歳の左腕ヒーニーが現役引退を表明
2つのワールドシリーズ優勝球団でプレーした左腕アンドリュー・ヒーニーは28日(日本時間29日)、SNSの投稿を通じて現役引退を表明した。 ヒーニーは6球団で12シーズンにわたって活躍し、通算56勝72敗、防御率4.57、1156三振を記録した。
ジャッジは右打者として、史上最高の全盛期を送っているのか?
全米野球記者協会(BBWAA)の投票により2025年のア・リーグMVPに選出されたアーロン・ジャッジは、ある偉大な選手たちの仲間入りを果たした。2022年と2024年にも同賞を受賞しているジャッジは、キャリアで通算3度以上のMVPを獲得した史上13人目の選手となった。以下がそのリストだ。
- ジミー・フォックス、3回(1932、33、38年)
- ジョー・ディマジオ、3回(1939、41、47年)
- スタン・ミュージアル、3回(1943、46、48年)
- ロイ・キャンパネラ、3回(1951、53、55年)
- ヨギ・ベラ、3回(1951、54、55年)
- ミッキー・マントル、3回(1956、57、62年)
- マイク・シュミット、3回(1980、81、86年)
- アレックス・ロドリゲス、3回(2003、05、07年)
- アルバート・プホルス、3回(2005、08、09年)
- マイク・トラウト、3回(2014、16、19年)
- 大谷翔平、4回(2021、23、24、25年)
- バリー・ボンズ、7回(1990、92、93、2001-04年)
コントレラスがレッドソックスに最適な5つの理由
レッドソックスは22日(日本時間23日)、カージナルスとのトレードで一塁手兼DHのウィルソン・コントレラスを獲得した際、若手投手を放出した。過去数年間、疑問符ばかりだったポジションの「答え」にコントレラスがなることを期待してのことだ。 1月に26歳になるトリストン・カサスは、レギュラーの一塁手として2023年に素晴らしいルーキーシーズンを送り、OPS .856(OPS+ 129)、24本塁打を記録した。だが、それ以降はケガに苦しみ、過去2シーズンは計92試合の出場にとどまっている。
ツインズにライアン放出の意思なし、レッドソックスはベヨ放出を検討か
ツインズは今夏のトレード期限で多くの主力選手を放出し、大規模なチーム解体を敢行した。実に10人ものメジャーリーガーを放出して若手有望株をかき集め、ファーム組織の立て直しに尽力。そうした状況の中、今オフも主力選手のトレードが噂されていたが、どうやらこれ以上の主力放出に踏み切るつもりはないようだ。 現在のツインズで最もトレード市場での価値が高い選手の1人は先発右腕のジョー・ライアンだろう。今季オールスターに選出され、2027年シーズンまで保有できる右腕には多数のチームが関心を示していることが明らかになっている。
2025年シーズンに達成された節目の記録
MLBの才能豊かな選手たちにとって、毎年訪れるシーズンは自身の可能性を最大限に発揮する絶好の機会だ。シーズンが始まるときに、これから始まる162試合の中でどんな記録が達成されるかを予想するのは、常に楽しいもの。しかし、シーズンが終わるときには、予想もしなかったような大記録が達成されることもある。 ここでは2025年シーズン中にマイルストーン(節目の記録)を達成した10人の選手を順番に見ていこう。 スペンサー・ストライダー:通算500三振 ストライダーは昨季までに通算329回2/3で495三振を記録。通算500三振の達成は目前で、MLBの公式記録を扱うエライアス・スポーツ・ビューロー社によると、全登板の50%以上に先発した投手の中では史上最少イニングで500三振を達成する見込みだった。4月16日の今季初登板、ストライダーは五回の先頭打者から三振を奪い、通算334イニングで500三振を達成。フレディ・ペラルタの372イニングを大幅に更新し、主に先発を務めた投手としては史上最速の通算500三振達成となった。
メッツの有望株マクリーンが鮮烈デビューを飾ることができた理由とは
メッツの有望株右腕ノーラン・マクリーンは今季メジャーデビューして48イニングを投げ、数々の印象的な数字を残した。 防御率2.06、FIP(守備の影響を除外して算出する疑似防御率)2.97を記録し、三振率と四球率の差21.8%は40イニング以上を投げた先発投手の中で17位タイの好成績だった。しかし、マクリーンの今季の成績を見る上で、注目すべき数字がほかに2つある。「60」と「30」だ。 これは「ゴロ率60%」と「三振率30%」を意味している。先発投手がこの2つを両立するのは極めて珍しく、2024年の夏まで二刀流でプレーしていた新人投手が達成したのだから驚きだ。
レッズが元アスレチックスの外野手ブレデイと1年契約
27日(日本時間28日)、レッズが外野手の補強に動いた。元アスレチックスのJJ・ブレデイと1年140万ドル(約2億1000万円)の契約を結ぶことで合意。すでに身体検査を済ませ、球団からの正式発表も行われている。 28歳の左打者であるブレデイは、外野の3ポジションすべてをこなすことができる選手だ。
カブス、救援ハービーと契約合意(関係者取材)
カブスは27日(日本時間28日)、救援右腕ハンター・ハービーとの契約に合意した。身体検査を残している。MLB.comのジョーダン・バスティアン記者が伝えた。球団はまだ契約を正式発表していない。 31歳のハービーは、24年もケガに苦しんだ後、2025年シーズンの大半を負傷者リスト(IL)で過ごした。4月に右大円筋(右肩の背中側)、8月に右内転筋(太ももの内側)を痛め、今季はロイヤルズではわずか12試合の登板にとどまった。だが登板した際は非常に効果的で、10回2/3を投げて被安打6、11三振、防御率0.00だった。
レッズ、マーリンズとのトレードでマイヤーズ外野手を獲得
レッズは27日(日本時間28日)、この日2人目となる外野手の補強として、マイナー外野手のイーサン・オドネルとのトレードで、マーリンズからデーン・マイヤーズを獲得した。 これに先立ち、レッズはフリーエージェント(FA)のJ.J.ブレデイとも1年140万ドル(約2億1700万円)で契約を結んでいた。 マイヤーズを40人枠に入れるため、救援右腕のライオン・リチャードソンが事実上の戦力外(DFA=メジャー40人枠から外す措置)となった。 29歳のマイヤーズは今季、106試合に出場し、打率.235、OPS .617、6本塁打、31打点。右打ちで外野3ポジションすべてをこなせ、守備指標のOAA(平均的野手と比べてどれだけアウトを取ったか)はプラス2だった。中堅で68試合、右翼で31試合、左翼で11試合に出場しており、スタットキャストによる肩の強さは上位3%にランクされている。
カブス・ホートンがサイ・ヤング賞を狙うための3つの課題
カブスのケイド・ホートンは後半戦の歴史的な活躍により、ナショナル・リーグの新人王投票で2位にランクインした。この勢いをメジャー2年目に持ち込むことができれば、さらなる好成績も期待できるだろう。 もしホートンが課題を克服し、好調を維持すれば、来季はナ・リーグのサイ・ヤング賞争いに加わることも不可能ではないかもしれない。もちろん、これは高いハードルであり、ポール・スキーンズ(パイレーツ)、クリストファー・サンチェス(フィリーズ)、山本由伸(ドジャース)ら好投手が揃っている以上、競争は熾烈なものになる。しかし、ホートンは後半戦の12先発で防御率1.03をマークしており、少なくともサイ・ヤング賞を狙えるチャンスはあると言える。 ここではホートンが2026年のサイ・ヤング賞を狙うために克服しなければならない3つの課題について見ていく。
ドジャース・ライアン、トミー・ジョン手術からの復活を目指す
リバー・ライアンのメジャー1年目は鮮烈なデビューとなったものの、ケガの影響により短期間で終了した。トミー・ジョン手術のリハビリに費やした1年を経て、27歳の有望株右腕は2026年のドジャースで活躍するチャンスを得ようとしている。 ライアンが2024年にメジャーデビューした当時、ドジャースは先発投手陣の負傷者続出に悩まされていた。それは数年間で何度も繰り返されていた状況だった。ライアンは4度の先発登板という限られた出場機会の中で、20回1/3を投げてわずか4失点(自責点3・防御率1.33)と好投した。