カブスがスクーバル獲得を熱望か(報道)
MLB.comでは、FAとなったタリック・スクーバルを巡る最新ニュースや移籍の噂を随時お伝えしている。
Dバックス、今オフの決断に注目 マルテのトレード再浮上か
ワールドシリーズが終わり、ストーブリーグが本格的にスタートした。ダイヤモンドバックスにとって、この冬の大きな焦点の一つは、二塁手ケテル・マルテの去就だ。 昨オフ、マイク・ヘイゼンGMはマルテへのトレードオファーを検討していたことを明かした。しかし、納得できる対価を得られず、最終的に放出を見送った。 これでトレード話は一段落したかに見えた。マルテは2030年まで契約があり、2031年には選手側のオプションがある。さらに今年4月には、本人の同意なしにトレードできない「10年・5年権」も取得した。 8月、マルテはボストンでのレッドソックス戦に無断欠席し、制限リスト入り。その後、負傷者リストにも登録された。こういった行動は過去にもあった。その後、ヘイゼンGMとトーリ・ロブロ監督がマルテと話し合い、本人もチームメイトに謝罪。関係者全員がこの件に区切りをつけ、ポストシーズン進出に向けて前を向くことで一致した。 しかし、過去3シーズン、あと一歩でプレーオフ進出を逃してきたダイヤモンドバックスは、チームの顔ぶれを変えようとしている。マルテのトレードも、再び選択肢に浮上しているようだ。
ゴールドグラブ賞発表 Dバックスとレッドソックスから最多3人が受賞
026年のゴールドグラブ賞受賞者が発表された。昨年に続き、今年も初受賞者は9人。球団別ではダイヤモンドバックスとレッドソックスが最多で、それぞれ3人が選ばれた。 1957年に創設された同賞は、両リーグの各ポジションで最も優れた守備を見せた選手に贈られる。選考はMLBの監督・コーチによる投票が75%、守備指標などを扱う専門家の評価が25%。監督・コーチは自リーグの選手を対象に投票し、自チームの選手には投票できない。 2026年の受賞者は以下のとおり。
パドレス、松井裕樹を含む救援左腕3人の残留が決定
パドレスは11月1日(日本時間2日)、来季のチーム編成に関する複数の決定を発表した。ブルペンでは、松井裕樹とワンディ・ペラルタが選手オプションを行使し、カイル・ハートは球団側がオプションを行使。左腕3人が2027年シーズンもチームに残ることになった。 一方、エイドリアン・モレホンはFAとなる見込みだ。パドレスは再契約を目指すとみられるほか、2日午後2時(太平洋時間)までにクオリファイング・オファーを提示することもできる。 このほか、ニック・ピベッタの球団オプションを破棄。グリフィン・キャニングとルーカス・ジオリトの相互オプションも行使せず、ミゲル・アンドゥハーも自身のオプションを行使しなかった。4人はいずれもFAとなる。
ハロウィンがファン感謝デーに!メリル・ケリーのサイン入りスパイクに子供たちが狂喜乱舞
「Trick or Treat!(トリック・オア・トリート)」 お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ。 ハロウィンの日、アメリカでは仮装した子供たちが近所の家を訪ね、お菓子をもらう。定番は個包装のキャンディーやチョコレート。ちょっとがっかりするのは、個包装のレーズンだ。 子供たちの間では、どの家で何をもらえるかという情報もあっという間に広まる。「あの家に行けばこのお菓子がもらえるよ」 そんな評判が立つ一方で、「あそこはレーズンしかくれないから、行かない方がいいよ」と、残念な家の情報まで口コミで共有される(ハロウィンの子供たちはとてもシビアだ)
松井裕樹、契約破棄権を行使せずパドレス残留:来季年俸は約10億2400万円
パドレスの松井裕樹(31)が、今オフに保有する契約破棄権(オプトアウト)を行使せず、残留することが1日、分かった。2023年12月に結んだ5年総額2800万ドル(約44億1200万円)の契約を継続し、メジャー4年目を迎える。 松井の契約には2026年シーズン終了後、残る2年間の契約を途中で破棄し、フリーエージェント(FA)になる権利を保有していた。権利を行使すればFAになり、他球団との契約交渉が可能だったが、愛着あるサンディエゴに残留する道を選んだ。
外野手の守備力は史上最高レベル:その理由とは
ゴールドグラブ賞の季節が到来した。2026年の受賞者は、11月1日午後8時30分(米東部時間、日本時間2日午前10時30分)にESPNの番組内で発表される。 そこで、2024年夏に外野手の守備力向上を分析した記事を改めて振り返り、データを更新したい。当時は、外野手の守備力が年々向上している傾向を取り上げた。 それからさらに2シーズンと4分の1が経過したが、この傾向は止まっていない。むしろ、加速している。 今や外野手は、かつてないほど守備で試合を支配している。それも、ピート・クロウ=アームストロング外野手(24)とセダン・ラファエラ外野手(26)が、ここ2年間でスタットキャストによる外野手のシーズン別OAA(平均的な野手に比べて何個多くアウトを獲得したかを示す守備指標)の歴代上位6例のうち3例を占めたというだけではない。 この変化を示す方法は2つある。1つは単純な方法、もう1つは複雑だが、より意味のある方法だ。まずは単純な方から見てみよう。 スタットキャストによる計測開始から12年。本塁打を除く打球を対象にすると、2026年には……。
今オフ注目の7つのポイント:スクーバル争奪戦、村上に続く日本人スターは?
ワールドシリーズの余韻もまだ冷めやらない中、野球界はすでにオフシーズンの戦いに入った。 今オフは、12月1日に期限を迎える労使協定(CBA)の行方も大きな注目を集めそうだ。5年前、前回のCBA失効が迫るなか、コーリー・シーガー、マックス・シャーザー、ケビン・ゴーズマンら大物FA選手が複数年契約を結んだ。今年も11月下旬に大型契約が相次ぐのか、注目される。 そんななか、これから本格化するストーブリーグで押さえておきたい7つのポイントを紹介しよう。
クオリファイング・オファーは誰に提示される? 受諾する選手はいるか
野球のシーズンが終わった。一方、クオリファイング・オファー(QO)を巡る動きは、これから本格化する。 これまで2025年、2024年、2023年と毎年この時期に取り上げてきた制度を改めて説明しよう。各球団は毎オフ、フリーエージェント(FA)になる選手のうち、誰にQOを提示するかを早い段階で判断する。QOはメジャーの年俸上位125選手の平均額に相当する1年契約。今オフの金額は2315万ドル(約36億4800万円)になる見込みだ。球団の提示期限は米東部時間11月2日午後5時(日本時間3日午前7時)。選手は11月17日までに受諾するかどうかを決める。拒否して他球団へ移籍した場合、獲得球団はドラフト指名権を失い、旧所属球団は補償の指名権を得る。詳しい規定はこちらで確認できる。 2012年に制度が導入されて以来、QOは計157件提示され、受諾はわずか18件だった。受諾率は約11%だ。ただし、低い受諾率も不思議ではない。QOを提示される選手の多くはFA市場の目玉であり、高額の長期契約を結べると期待されているからだ。 一方、昨オフは過去最多の4人が受諾した。トレント・グリシャム外野手(29)、今永昇太投手(33)、グレイバー・トーレス内野手(29)、ブランドン・ウッドラフ投手(33)の4人だ。 それでも、今オフに提示されるQOは例年より少なくなると予想する。その理由は、今後の労使協定(CBA)交渉とはほとんど関係がない。今回の手続きには12月1日まで有効な2022~26年の労使協定が適用されるため、制度が変更された場合も、影響が及ぶ時期は来年以降だ。
レイズがエースのドリュー・ラスムッセンの2027年球団オプションを行使
レイズが、2027年もエースを確保した。 タンパベイは31日(日本時間11月1日)、右腕ドリュー・ラスムッセンの2000万ドル(約31億5000万円)の球団オプションを行使した。ラスムッセンがシーズン最後の試合、ブルワーズとのワールドシリーズ第5戦に先発し、試合後に残留を希望すると語ってから、3日後の決定となった。 「この球団は、本当に最高だよ」とラスムッセンは話していた。 オプション行使によりその希望がかなった。ラスムッセンは来季もレイズのユニホームを身に纏い、素晴らしい2026年シーズンを土台に、さらなる活躍を目指す。
レッズの守護神パガンと主砲スアレスがFAに、再建が加速
このオフに埋めるべき穴がいくつもあるレッズに、さらに大きな穴が開いた。救援陣の柱であり、リーダーでもあるエミリオ・パガンが、31日(日本時間11月1日)の期限を前に、1000万ドル(約15億8000万円)の選手オプションを行使しない選択をした。シンシナティは、新たな抑えを探す必要に迫られた。 これにより、35歳のパガンはFAとなった。また大方の予想通り、三塁手エウヘニオ・スアレスと救援右腕ピアース・ジョンソンも、球団がそれぞれの2027年の相互オプションを行使せず、FA市場に出ることになった。 パガンは2024年シーズン前にFAでレッズへ加入し、2025年に抑えへ転向した。その年は70試合で防御率2.88を記録し、自己最多の32セーブを挙げた。 昨冬はレッズ残留のため、2年2000万ドル(約31億5000万円)で契約。ただ、2年目は1000万ドル(約15億8000万円)の選手オプションだった。今季は45試合で5勝1敗、防御率3.38、25セーブを記録した。 2026年は不安定な立ち上がりとなり、5月5日のカブス戦で左太もも裏の肉離れを負った。負傷者リスト(IL)入りし、約2カ月離脱。だが、7月1日の復帰以降、最後の30登板では防御率1.88を記録し、19度のセーブ機会をすべて成功させた。 FA市場には、抑えのライセル・イグレシアスやデービッド・ベッドナーといったベテラン救援投手に加え、屈指のセットアッパー、エイドリアン・モレホンらもいる。 スアレスは2月3日、1600万ドル(約25億2000万円)の相互オプションが付いた1年1500万ドル(約23億6000万円)の契約を結んでいた。バイアウトは設定されていなかった。2015~21年にも、レッズの主力として活躍した。
レイズとブルワーズ、WS進出2チームが知略で挑むオフシーズン
ワールドシリーズ優勝パレードを行う前に、2026年の王者からすでに4選手が正式にFAとなった。 オフシーズンの実務は、それほどの速さで押し寄せてくる。
ドジャースの2027年開幕メンバーはどうなる? 早くも来季の陣容を予想
新たなワールドシリーズ王者が誕生した。ドジャースは望んでいたよりもはるかに早く今季を終えたが、これでMLB全30球団がオフシーズンを迎えた。 タリック・スクーバル投手(29)を筆頭に9選手がFAでチームを離れる。なかでもスクーバルの去就は大きな注目を集める。それでもドジャースは、2027年も優勝争いを続けられる戦力を備えている。ただ、その先も長く競争力を維持するには、ベテラン中心の主力陣を補う若手を積極的に起用する時期かもしれない。 ドジャースはこれまでもFA選手の獲得やトレードを積極的に進めてきた。一方、球団内の選手を起用することで戦力を強化できる部分もある。ここでは現時点で球団に所属する選手に限り、2027年開幕時の出場選手登録を早くも予想してみたい。 開幕戦への出場が健康面で不透明とされるドジャースの選手は、現段階では控え捕手のダルトン・ラッシング捕手(25)だけだ。ラッシングは10月21日に右肘の内側側副靱帯を修復する手術を受けた。インターナルブレース(人工靱帯)を併用するハイブリッド式の手術だった。打者としての復帰が捕手としての復帰に先行する見込みだ。捕手として復帰するまでには9カ月を要するとみられる。 捕手(2人):ウィル・スミス捕手(31)、ハンター・フェドゥーシア捕手(29) 球団はこの2人に加え、捕手の選手層をさらに厚くすることも検討できる。ラッシングがリハビリを続ける間、3番手の捕手はメジャー通算13試合出場のエリエセル・アルフォンソ捕手(27)となる。 一塁手(1人):フレディ・フリーマン一塁手(37) フリーマンはドジャースと結んだ6年総額1億6200万ドル(約255億2800万円)の契約最終年を迎える。以前から、ドジャースでさらに2年間プレーしてから引退したいと希望を明かしている。
ブルワーズに続け!次に初めて/久しぶりのWS制覇を達成するのは?
ミルウォーキー・ブルワーズ、おめでとう!ご存知の通り、球団初のワールドシリーズ制覇を成し遂げ、ついにワールドシリーズ未制覇球団のリストから名前を消すことができた。残る球団は、マリナーズ、パドレス、レイズ、ロッキーズの4つだけとなった。 直近10年のワールドシリーズを制した球団の中で、初優勝となったのは2023年のレンジャーズ、2019年のナショナルズ、2017年のアストロズに続き、ブルワーズで4つ目となった。これは、未制覇の4球団だけでなく、長く優勝から遠ざかる球団にも、大きな希望を与えるだろう。実際、MLBが30球団に拡大した1998年以降、13球団がワールドシリーズを制していない。 そこで、その13球団をランキングにしてみよう。次に頂点へたどり着く可能性が最も高いチームはどこか。来年でも、そう遠くない将来でもいい。現在の戦力を見た時、次に順番が回ってきそうな球団はどこか。最後に優勝した年とともに、13球団を順位付けした。 1位 レイズ(優勝なし/1998年参入) 今年、誰よりも優勝に近づいたチームから始めることに異論はないだろう。ワールドシリーズではあまり力を見せられなかったが、今年のア・リーグ最強チームで、ブルワーズと対峙するまでは、間違いなく優勝にふさわしいチームに見えた。ジュニオール・カミネロ、ヤンディ・ディアス、ジョナサン・アランダ、シェーン・マクラナハン、ドリュー・ラスムッセンという中核メンバーは、来年も残る見通しだ。マイナーにも相変わらずタレントが豊富で、MLB Pipelineの有望株トップ100に6人が入っている。簡単に崩れるようなチームではない。 2位 マリナーズ(優勝なし/1977年参入) 今季、メジャーで最も期待を裏切ったチームの一つだっただけに、過大評価と思う人もいるだろう。だが、2026年開幕前に高い評価を受けた理由は全て残っている。フリオ・ロドリゲス、カル・ローリー、コール・ヤング、コルト・エマーソン。そしてMLB Pipelineの投手有望株トップ、ケイド・アンダーソンでさえ簡単に入り込めないほど、先発陣の層が厚い。来年は新監督を迎え、勢いも多少は上向くはずだ。多くの人が2027年もマリナーズをア・リーグ優勝の本命に挙げたとしても、驚くことではない。
鈴木誠也、初のゴールドグラブ賞獲得なるか:11月2日発表
カブスの鈴木誠也(32)が、メジャー5年目で初のゴールドグラブ賞を狙う。受賞者は米東部時間11月1日午後8時30分(日本時間2日午前10時30分)から始まるスポーツ専門局ESPNの番組内で発表される。 鈴木はメジャー5年目で過去最高の守備指標をマークした。4月下旬には、守備力向上に手応えを感じていた。ワールドベースボールクラシック(WBC)で負傷した右膝の負傷による“ケガの巧妙”ともいえる効果だった。 「ケガをしたことで、1歩目の大切さや、スタートを切る前の準備段階の予備動作が自分なりに良くなってきている。できる限り膝に負担がかからないスタートを切るという意味では、現状は守備でいいスタートが切れている。落下地点までも速くなっている」 打球が空中へ出てからいかに速く進むことができたか、などの指標が昨季よりも改善した。
アストロズ、MLB通算350試合登板のランディ・フローレス氏が新GM
アストロズのオーナー、ジム・クレイン氏(72)が15年前に球団を買収した後、最初のGM人事で選んだ人物もカージナルス出身の球団幹部だった。その人事は大成功につながった。セントルイスで育ち、旧ブッシュスタジアムで駐車係として働いた経験を持つクレイン氏は、カージナルスのフロントからジェフ・ルーノウ氏(60)を引き抜いた。ルーノウ氏はその後、ヒューストンに黄金時代を築いた。 クレイン氏はアストロズのオーナーとして4人目となるGM選びでも、セントルイスとの縁に目を向けた。球団は30日(日本時間31日)、カージナルスのGM補佐だったランディ・フローレス氏(51)を新GMに迎えると発表した。フローレス氏は11月2日にダイキンパークで記者会見に臨む。 アストロズが前GMのダナ・ブラウン氏(59)が球団を離れたから2カ月余り。ブラウン氏は就任4季目だった。今季のアストロズは10年間で8度目となるア・リーグ西地区優勝を果たしたものの、成績は81勝81敗。戦力構成には多くの課題が残り、球団の今後には不透明感が漂っている。 現役時代に左腕としてカージナルス、ロッキーズ、レンジャーズ、ツインズで通算350試合に登板したフローレス氏は、2015年にスカウト部門の責任者としてカージナルスのフロント入り。2019年から8シーズン、GM補佐を務めた。 「ランディはこの10シーズン、カージナルスに非常に大きな影響を与えてきた」とクレイン氏は声明で述べた。 「面接の全過程を通じて、ランディと、スカウトや選手獲得に関する彼の経歴には強い印象を受けた。ランディと家族をアストロズに迎えられてうれしい。ヒューストンに再び優勝をもたらすため、仕事を始めるのを楽しみにしている」 フローレス氏が最初に取り組む仕事は、3シーズン指揮した後に契約を更新されなかったジョー・エスパーダ前監督(51)の後任探しだ。ベンチコーチを含め、コーチ陣にも複数の空席がある。
ブルワーズのユニホームで法廷出廷もOK!初の世界一を街中でお祝い
ブルワーズが、球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。長い歴史の中で、ついにつかんだ頂点。その喜びは球場の中だけにとどまらず、街全体へと広がっている。 優勝の余韻が続く中、30日(日本時間31日)には地元で祝賀パレードが行われる。公立学校は休校となり、街の人々が歴史的な快挙を祝う一日を迎える。
マーリンズ、エース右腕アルカンタラの2027年契約オプションを行使
マーリンズは30日(日本時間31日)、エース右腕サンディ・アルカンタラの2027年シーズンの球団オプション(年俸2100万ドル=約32億1300万円)を行使した。オプションを行使しない場合、球団は200万ドル(約3億600万円)のバイアウトを支払う契約となっていた。 ピーター・ベンディックス編成本部長はシーズン終了後の会見で、アルカンタラの去就について明言を避けていた。 「サンディは、この球団にとって非常に大きな存在だ。そのことを私はもちろん、球団全体も十分に理解している。今季も素晴らしいシーズンだった。彼の投球を見るのは本当に楽しかった。クラブハウスでのリーダーシップや振る舞い、チームメートの手本となる姿勢は、ほかに並ぶものがない。クレイトン(監督)も私も、そうした姿勢を高く評価している。球団としても非常に大切に思っている」 アルカンタラは過去2年間、トレードのうわさが絶えなかったが、トミー・ジョン手術から復帰して2年目の今季は、214イニングでメジャー最多を記録。先発登板33試合はリーグ2位タイ、クオリティースタート21度は同3位タイだった。また、シーズン最終盤の2週間では3度のセーブ機会をすべて成功。いずれも自身初のセーブだった。投球回、奪三振、クオリティースタートなど、球団記録も複数更新した。
西武・平良海馬がポスティングでメジャー挑戦へ 今季防御率1.36
西武は、平良海馬投手のポスティングシステムによるメジャー移籍を容認すると発表した。今季、パ・リーグの最優秀防御率に輝いた右腕が、メジャー挑戦に踏み出す。 2024年から救援に専念していた平良は、今季から先発に復帰。23試合に登板し、防御率1.36、WHIP0.96を記録した。11月15日に27歳となる右腕は、昨季も救援で防御率1.71、31セーブと好成績を残している。NPBでの通算8シーズンでは、防御率1.78、奪三振率9.4をマークした。 西武が正式にポスティング手続きすると、メジャー全30球団は45日間、平良との交渉が可能になる。25歳を超えているため、契約年数や金額に制限はない。移籍が成立すれば、西武には契約額に応じた譲渡金が支払われる。期間内に契約がまとまらなければ平良は西武に残留し、再びポスティングを利用できるのは来オフとなる。 身長約173センチと小柄ながら、平良の実力はメジャー球団からも高く評価されている。150キロ台半ばから後半の速球に加え、カットボール、スイーパー、チェンジアップ、スプリットと球種も豊富。今オフのFA市場では、サイ・ヤング賞2度のタリック・スクーバルに次ぐ実力を持つ投手との見方もある。
ブルワーズから最多7名、PSベストチーム選出
2026年のポストシーズンが幕を閉じた。文字通り、前例のない結末だった。 ブルワーズは球界を席巻し、球団初のワールドシリーズ制覇へ突き進んだ。28日(日本時間29日)、第5戦でタンパベイ・レイズに4-1で勝利。今ポストシーズン13試合で11勝と圧倒的な強さで、頂点まで駆け抜けた。 そのため、今回選んだ2026年ポストシーズンのベストメンバーに、ワールドシリーズMVPをはじめ、ブルワーズの選手が多く並ぶことに驚きはない。ただ、ほかの球団からも、さまざまな選手が名を連ねている。 捕手 ウィリアム・コントレラス、ブルワーズ 「ワイルド・ビル」と呼ばれる男は、ミルウォーキーの快進撃を攻守で支え、ワールドシリーズMVPを獲得。本塁の後ろから試合を支配し、強肩でレイズの機動力を封じ、ABSチャレンジで数々の判定を覆して投手陣を助けた。打撃でも打率.373、OPS1.036を記録。複数安打を6度マークし、今ポストシーズン最多の19安打を放った。 次点:パトリック・ベイリー、ガーディアンズ 一塁手 ジェイク・バウアーズ、ブルワーズ 球史に残るブルワーズのポストシーズンには、忘れられない場面がいくつもあった。その中でも特に印象的な一つが、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第3戦でのバウアーズの打席。ドジャースのブレイク・スネルとの11球に及ぶ勝負を、勝ち越し2ランで締めくくった。七回の一振りで試合の展開を変え、3連勝につなげた。そのわずか2日前にも、山本由伸と同じような粘り強い勝負を繰り広げ、12球の末に四球を選んだ。 次点:アレック・ボーム、フィリーズ
ビシェット来季もメッツ残留濃厚、2年目は再起図る
ボー・ビシェットが、2027年にクイーンズで再起を図る。 29日(日本時間30日)、関係者によると、ビシェットは来季もメッツでプレーする決断をしたという。3年1億2600万ドル(約198億9000万円)の契約の2年目として、4200万ドル(約66億3000万円)の年俸が保証される。オプトアウトしていれば、メッツは500万ドル(約7億9000万円)のバイアウトを支払う必要があった。ビシェットは2027年終了後にも、同じ条件でオプトアウトできる。 メッツでの初年度は波のあるシーズンだった。最初のホーム3試合では14打数1安打でブーイングを浴び、6月10日の時点でもOPSは.600を下回っていた。その後は打率.285、出塁率.337、長打率.442まで持ち直したが、その期間のOPS.788も、開幕前の通算OPS.806には届かなかった。 この成績を踏まえると、オプトアウトしても、現在の契約と同じ年平均4200万ドル(約66億3000万円)を得ることは難しかっただろう。自分が気持ちよくプレーできる球団で、残る契約を上回る金額を得られる可能性は低い。 ビシェットはメッツ加入当初、居心地の悪さを少し感じていたと認めていた。それでも、シーズンが進み、成績が上向くにつれて、充実した様子を見せるようになり、A・J・ユーイングやカーソン・ベンジら、若手選手の相談役にもなった。
ブレーブスがアクーニャJr.&オルビーズのオプション行使を発表
ロナルド・アクーニャJr.とオジー・オルビーズは、少なくともあと1シーズン、ブレーブスでプレーする。 ブレーブスは29日(日本時間30日)、アクーニャの1700万ドル(約26億8000万円)の球団オプションと、オルビーズの700万ドル(約11億円)の球団オプションを行使した。また、先発投手のスペンサー・シュウェレンバック、スペンサー・ストライダー、ハーストン・ウォルドレップ、ジョーイ・ウェンツを、60日間の負傷者リスト(IL)から外した。 ※球団オプション:契約の最終年などに設定される、球団側の権利で1年間契約を延長できる(保証できる)仕組みのこと。 アクーニャの契約には、2028年シーズンにも1700万ドル(約26億8000万円)のオプションが含まれている。オルビーズは2027年シーズン終了後にFA資格を得る。両者とも、今回のオプション行使は既定路線とみられていた。
パドレスの右腕キングがオプトアウトでFAに(情報筋)
パドレスの先発右腕マイケル・キング投手が、契約に盛り込まれていたオプトアウト(契約破棄条項)を行使し、フリーエージェント(FA)となることが分かった。関係者が30日(日本時間31日)、MLB公式サイトに明かした。球団からの正式発表はない。 来季32歳を迎えるキングは、今オフのFA市場で先発投手の目玉の一人となる。2026年シーズンは32試合に先発し、防御率3.21をマーク。Baseball-ReferenceによるWARは自己最高の4.3を記録した。
地域全体でお祝い!ブルワーズ優勝パレードのため地元の公立校が全て休校に
ブルワーズは30日(日本時間31日)、球団初のワールドシリーズ制覇を祝う優勝パレードを開催する。ファンは遠征先のトロピカーナフィールドを埋め尽くし、さらに本拠地の観戦イベントにも大勢が詰めかけた。その熱気を考えれば、盛大なイベントになりそうだ。 これに対応するため、ミルウォーキー公立学区(MPS)は、当日にすべての学校と学区事務所を閉鎖すると発表した。MPS公式サイトにも告知が掲載され、「世界一、おめでとう」のメッセージが添えられている。 MPSは休校の理由を、「ブルワーズの優勝パレードに伴う運営・安全面への影響」と説明した。
ブルワーズ、球団初の世界一に 常勝軍団を築いた強さの秘密
ブルワーズが球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。今季メジャー最多勝を記録し、ポストシーズンでも圧倒的な強さを発揮。ナ・リーグ優勝決定シリーズでは2連覇中のドジャースを破り、頂点に立った。レギュラーシーズン最多勝から世界一になったチームは、今世紀わずか7球団しかない。 ブルワーズの成功から、現代野球で勝つためのヒントを探ることはできる。ただし、その戦い方を単純に「スモールベースボール」と片付けるのは正しくない。先発投手が長いイニングを投げず、救援陣が試合を引き継ぐ投手運用は、むしろ現代的だ。では、何がこのチームを特別な存在にしたのか。